MENU
MENU

GAKU-MC SHOW ブランドアンバサダーGAKU-MCさんがであった
ヒト・モノ・コト。

家族で巡ったはじめての世界一周旅行。
“GAKU旅”での思い出について。

「niko and ...」のアンバサダーを務める、我らがGAKU-MCさん(以下、GAKUさん)が年末年始の休暇を使って家族4人で世界一周旅行を実現。幼い頃からの夢であり、忙しない日々を送るGAKUさんが大切な家族と過ごした、貴重な旅の思い出について特別にインタビューを行いました! GAKUさんファミリーが撮影した素敵な旅の写真とともにご覧下さい。

  • Photo_GAKU-MC Family
  • Text_Yuho Nomura

ピースボートで過ごした充実したスローな旅。

—今回の世界一周旅行の行程を教えてください。

家族は横浜から、僕は神戸からスタートしました。ピースボートに乗り込み、中国・シンガポール・モーリシャス・レユニオン島・マダガスカル・モザンビーク・南アフリカ・ブラジルを巡り、アメリカ、メキシコを車で旅しました。2ヶ月で10カ国を周遊しました。


神戸を出発した時の様子。見送りの人に手を振るGAKUさん。

—滞在期間はどこが一番長かったのですか?

国単位で言えばアメリカです。国自体の滞在期間は平均して1日くらいで、基本的には船旅がメインでした。次の国まで行くのに10日かかるところもありましたね。

—周遊したルートにアフリカやブラジルなどを入れていたのは何か理由があったのですか?

ヨーロッパは歳を取ってからでもいけるし、お金もかかってしまうなと思って。
あとヨーロッパへ行くと、どうしてもサッカーが見たくなってしまうんですよ(笑)。それよりはもう少しプリミティブな旅にしたかったんです。さすがに治安はそこまで良くはなかったですけど、料理は格別においしかったですね。

—特に印象に残っている国などはありましたか?

どこも良かったんですが、印象的だったのは次女がブラジルで迷子になりかけまして。

—え!?

今考えると恐ろしいんですけど、それもやっぱり街中の周りの人たちが「あっちに行ったぞ!」みたいに教えてくれたんですよ。あたたかい国だなって思いました。あとはマダガスカルで行った孤児院。ここでは子どもたちみんなとサッカーをしたんですけど、それだけではなく、お互いの国の文化や遊びを通じて交流することができたんです。その学校での給食をいただいたり、アフリカンダーツを教えてもらう代わりに、僕らは折り紙を教えたりしました。僕の子どもたちも言葉こそ通じませんが、彼らと仲良くなっていました。

—サッカーも盛んなブラジルはGAKUさんにとっても特別な思い入れのある国だったのではないですか?

そうですね、サッカー王国ですし。今回の旅では、ブラジルの孤児院も訪れましたが、そこは専用のコートもあるくらいサッカーが盛んで、持参したサッカーボールをいくつかプレゼントしてきました。一緒にサッカーもしたんですが、やっぱり子どもとはいえサッカーとなると顔つきが変わるんですよ。本当にみんな真剣な表情になる。


GAKUさんの活動の一端でもあるMIFAのサッカーボール。ブラジルやアフリカではこのボールを使ってサッカー交流も行われた。

気ままに旅をすることで感じる本場ならではの空気感。

—旅をされる中で訪れる国々の観光地やお目当てのスポットなどは事前にリサーチなどはされていたんですか?

いや、まったくしていなかったですね。Wi-Fiもあったんですけど、基本的には思いつくままに旅をしていた感じですね。孤児院などは乗船していたピースボートのツアーコンテンツのようなものがあったので、それをきっかけに訪ねました。唯一、ブラジルのキリスト像の場所だけは行き方を調べましたけど(笑)。


ブラジル・リオデジャネイロのシンボルとなっているコルコバードの丘にそびえ立つキリスト像。

 —中国やシンガポールはいかがでしたか?

上海はすごかったですね。六本木ヒルズのような場所があって、キレイで景気のいい街なのかなって思いましたね。上海雑技団なども観られて、満喫できました。シンガポールでは“天空のプール”で有名なマリーナベイ・サンズのプールに行きました。本当に空中を浮いている感じでしたね。


“天空のプール”として話題となったシンガポールのマリーナベイ・サンズのプールでお子様ふたりと記念撮影も。

—最終地点でもあったアメリカはどうでしたか?

飛行機でロサンゼルスまで行って、そこからはキャンピングカーを借りて、アメリカの大陸をロードトリップしました。途中メキシコにも寄ったのですが、ちょうどトランプ大統領が就任する時期だったので、デモがすごかった。

–実際にあの瞬間を目の当たりにされていたんですね。

メキシコとの国境には逆に怪しい人たちがほとんどいなかったみたいで、いつもの混雑よりも人が少なかったみたいです。


アメリカからメキシコへの国境は徒歩で横断。トランプの大統領就任のタイミングもあって、現地では厳戒態勢だったそう。

—ちなみにキャンピングカーはご自身で運転されたんですか?

はい。写真(下)にあるサイズのキャンピングカーを借りたんですけど、アメリカだと割と少し小さめのサイズなんです。それでも4トントラックくらいの大きさがありました。車内にはダブルベッドがふたつあって、キッチンも付いていましたし、家族4人で生活する分にはまったく不自由なかったですね。

—キャンピングカーひとつ取っても、アメリカはスケールが大きいですね。

そうですね。僕は2011年のアカリトライブの時に、これくらいのサイズのキャンピングカーで日本一周したりしていて、勝手は分かっているつもりだったんですけど、やっぱり本場は全然違いましたね。アメリカは、海沿いをサンディエゴに向かって走ったり、ルート66を走ったり、キャンピングカー用のオートキャンプ場にも行きました。十分すぎるほど本場のロードトリップを満喫できましたね。


アメリカ滞在中に宿泊と移動を共にしたキャンピングカーとの記念写真。

アメリカの広大な空に浮かんだ星たち。鮮やかなグラデーションの夜空がロマンチックな夜を演出している。

本当に大切なものだけを残す。荷物の選別こそが自分探し。

—旅の中で音楽との触れ合いなどもあったのですか?

マダガスカルの港に着いたときは、現地の方々がダンスで出迎えてくれたんです。街中にもジャンベを叩いているストリートミュージシャンも多かったですね。楽器もできれば持ち帰りたかったんですけど、今回は家族との長旅だったので、渋々断念しました(笑)。


ピースボート到着時に、現地の方々が軽快なダンスでお出迎え。

—そうした音楽などの出会いがご自身の活動やクリエイションにもいい影響を与えていきそうですね。

僕の『LIFE IS A JOURNEY』という曲にも「トラブルは旅を彩る調味料」という一節があるんですが、大なり小なり生きているとトラブルは起きる。でも、それをいかにしてリカバーしていくかがポイントだと思っています。それが短期間で味わえるのが旅の醍醐味かなと。

—旅を通していろいろな気づきがありそうですね。

そうですね。ほかにも気づいたことがあるんです。今回のように家族4人での旅だと、必然的にひとり旅より荷物も増えるじゃないですか。でも、移動も考えるとある程度は減らさないといけない。その時に断捨離して、不要なものをそぎ落としていくと、自分にとって本当に大切なものだけが残るんです。だから、旅に持って行くものの選別をすることが自分を知ること、自分探しになっているんじゃないかって思うようになりました。僕が選別した荷物にはギターとサッカーボールが入っていましたしね。その時にふと腑に落ちたんです。

—それって買い物にも言えそうですね。

そうそう。今までだったら旅先でそこまで熟考せずに「記念だから」という理由だけで購入していたのが、「これって本当に必要か?」って考えるようになっていたり。だから今回の旅では全然モノを買っていないんです。スタッフのみんなのお土産も、ミサンガとマグネットくらいだったし(笑)。


ピースボートの旅をサポートする最大1500人近くが乗船可能な大型旅客船の「オーシャンドリーム号」。

—旅の前半はピースボートで各国を巡っていましたが、今回が初めての乗船だったのですか?

ピースボートに家族で乗ったのは初めてのことだったんですけど、僕は過去2回ほど乗ったことがあります。長期滞在したのはこれが初めてです。

—ピースボートにはどんな方々乗っているんですか?

日本人を中心にアジアの人が多かったですね。それも僕らよりも上の世代のシニアの方がほとんど。最高齢は92歳のおじいちゃん! 船内では僕のようなミュージシャンの人がいてライブをしたり、カポエラの先生がレッスンをやっていたりと、ピースボートの中でも常に催しが開かれているので、長旅も飽きることがないんですよ。

—ピースボートでのライブはやはり普段とはまったく別ものでしたか?

今回、ピースボートでは通算3回くらいライブしたんですけど、その中でいくつかは「アカリトライブ」として開催したんです。キャンドルホルダーも持って行っていたので、世界中の人たちからメッセージをいただきました。

—そうだったんですね! 反応や手応えなどはいかがでしたか?

言語もバラバラな世界中の人たちに、自分たちのイベントの目的や今の日本の現状を知ってもらうために、慣れない英語やジェスチャーを駆使して伝えるので大変だったんですけど、その分得られるものも大きかったですね。

旅を体感することで広がっていく未来の選択肢。

—今回ご家族と共に世界周遊の旅行に出かけようと思ったきっかけはなんだったのですか?

ここ数年、特に2011年頃から忙しい時期が続いていて、日頃の感謝として家族に世界一周旅行をプレゼントしたいという想いがあって、子どもたちの年齢的にも今がベストなのかなと思ったんです。せっかくなら強烈なインパクトが残るような思い出にしたかったから、恐る恐る妻に相談したんです(笑)。最初は驚いていましたけど、最終的には賛成してくれました。僕自身も高校生や大学生の頃はまさか自分が世界一周旅行をできるなんて思っていなかったんですけど、終わってみたら意外とできるもんなんだなって思えたんですよね。それを子どもたちにも体感させてあげることで、さまざまな場面で選択肢がグッと広がると思うんです。

—もちろんその中には文化交流なども旅の目的としてはあったのですか?

そうですね。その行く先々でいろんな国の人たちと話をしたり、サッカーをしたり、音楽を演奏したり…。家族みんなでいろんな体験ができたし、本当に楽しいひとときでした。

—GAKUさんらしい家族思いなエピソードですね。ただ海外旅行ということで、お子様の安全面などで不安要素も多かったのではないですか?

もちろん周りからも心配の声はあったりしたんですけど、実際子どもたちを連れて行ったら、どこへ行ってもみんな笑顔で出迎えてくれるし、怖い目に一度も遭いませんでした。むしろ荷物を持ってくれたり、いろいろアドバイスをくれたりと、普段以上に親切な対応を感じられましたね。


ピースボートの船上では、GAKUさんによるライブも披露。計3回行い、ここでも「アカリトライブ」を開催。

—次に訪れたい国などはありますか?

今回、僕たち家族が訪れた10カ国なんて世界から見たら微々たるものですからね。ヨーロッパはサッカー好きな人たちと行ってみたい。あとは、これから変動していくと言われているキューバや、今回訪れなかったアフリカの国々や中東にも興味があります!

—訪れたい国がある以上、今後もGAKUさんの旅は続いていきそうですか?

そうですね。そしてなんとか「アカリトライブ」ともしっかりと繋げていきたい。自分の活動が、そうやって広がっていくといいなと思いますね。

—最後にGAKUさんにとって”音楽と旅”ってどんな存在ですか?

音楽は自分と他人を繋げてくれる存在で、旅はその自分を成長させてくれるもの。どちらも僕のライフスタイルには欠かせないものです。