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連載

Lifestyle with Professionals.


vol.11

友人とワイワイおいしく!
こてらみやさんのメキシカンパーティレシピ。

今日は、友人を招いてホームパーティ! そんな日はいつもとちょっと趣向を変えて、メキシカンパーティなんてどうでしょう? レシピを教えてくれるのは、スパイスやハーブなど香りを生かした料理が人気の料理家、こてらみやさん。自身もパーティやおもてなしでよく作っているレシピを公開します。少しずつ暖かくなるこれからの季節に大活躍する、見た目も華やかなレシピ6品をご紹介。

  • Photo_Keiko Ichihara
  • Text_Noriko Oba

窓辺の緑や、木の器。こてらさんのこだわりが詰まった優しいキッチン。

キッチンの窓から見えるのは、ベランダに植えた木々の緑や色とりどりの花たち。キッチン内には、お手製の食器棚や、キッチンペーパーやカゴを吊るすバーなど、こてらさんのアイディアが詰まっています。「限られたスペースのなかにモノを収めるには…と、設置したのが、上から吊るすバーです。ベランダで育てたローズマリーやタイムを吊るして香りを楽しんだり、少し背伸びしながらキッチンペーパーに手を伸ばしたりすのも、いい運動になります(笑)」。

ダイニングの食器棚のなかで特に目を引いたのが、木工作家・須田二郎さんの作品がずらりと並ぶ棚。「毎年、代官山の『ぎゃらりー無垢里』で行われる須田二郎さんの個展で、須田さんの木の器で食事を楽しんでもらうイベントを続けています。毎回『この料理をつくりたいからこんな器を』と須田さんにリクエストして、器をつくっていただきます」。人気作家の器が、かたちも大きさも豊富に重なる贅沢な棚。須田さんの作る大らかでやさしい器の風合いが、ダイニング全体に温かみを加えています。

キッチンから1歩出ると、ここが東京のど真ん中だと忘れてしまいそうな、風の抜ける気持ちのいいテラスが。30種類以上の美しい薔薇やカベルネ・ソーヴィニヨンなどのぶどう、トマトなどの野菜が生き生きと花を咲かせ、実を付ける光景が広がります。「薔薇や果樹は夫が育てていて、私はハーブ担当。タイムやオレガノ、ハラペーニョやバジルなど、必要なときに摘んで料理に使っています。タイムやオレガノは、スーパーのパックで売られているものを、挿し芽にして育てたものなんですよ」。テラコッタの茶色にハーブのグリーンが映えるテラスで、新鮮なレタスを摘むこてらさん。

こてらさんが“我が家のもうひとつのダイニング”と呼ぶのが、テラスの一角にあるこのスペース。テーブル中央には、グリルセットが設置され、肉や野菜を焼きながら食事をすることもあるのだとか。「夫と食事をしたり、夜は照明をつけてひとりでリラックスしたり、ここで多くの時間を過ごしています。まわりには高い建物もなく、風が抜けて気持ちいいんですよ」。友人を招いてテラスでホームパーティをすることも多いこてらさんに、今回はホームパーティでも重宝する彩り鮮やかなメキシカンレシピを教えてもらいます!

チキンを巻いて、ディップを付けて! にぎやかに囲むメキシカンフード。


グラスクッキージャー ¥1,715+TAX
BALLメイソンジャー16 ¥550+TAX
BALLメイソンジャー32 ¥650+TAX
[CITY CREEK]バンブーカトラリー ¥650+TAX

まったりとクリーミーなワカモレと、爽やかな酸味の効いたサルサソースはパーティの名脇役。サルサソースはお肉との相性もいいので、トルティーヤに巻いたチキンに添えても美味です。密閉製の高いクッキージャーにタコスチップをざくざく入れてLet’s Party!

ワカモレ

[材料]
玉ねぎ 1/4個
ハラペーニョピクルス 適量
香菜(パクチー) 1株
アボカド 2個
サワークリーム 大さじ2
レモン汁 大さじ2 
塩 小さじ2/3
[作り方]
1)玉ねぎとハラペーニョピクルス、香菜はみじん切りにする。
2)アボカドは種に沿って包丁でぐるりと切れ目を入れ、ひねって2等分にして種を取る。果肉をスプーンですくってボウルに入れ、フォークの背でつぶす。
3)ボウルにサワークリーム、ハラペーニョピクルス、玉ねぎ、香菜、レモン汁を入れて混ぜあわせ、塩で味を調える。

サルサソース

[材料]
トマト 大2個(460g)
玉ねぎ  1/4個
香菜 1株
ハラペーニョピクルス 適量
レモン汁 大さじ1
おろしにんにく  少々
塩 小さじ1/2
[作り方]
1)トマトは1cm角に切る。玉ねぎ、香菜、ハラペーニョピクルスはみじん切りにする。
2)ボウルに1とレモン汁、おろしにんにく、塩を混ぜあわせて、冷蔵庫で2〜3時間置いて味を馴染ませる。

自分好みの量でソースを付けたり、辛さを調整できる“参加型パーティ”は訪れた人にも喜ばれます。トルティーヤでチキンと一緒に巻くときは、サルサソースの汁気をよく切ることもポイントです。

Point!
ハラペーニョピクルスがなければ、ピーマンのみじん切りとタバスコ適量で代用してもOK!

いろいろなスパイスを擦り込んだ、食欲をそそられるチキンは一度食べたらクセになるおいしさ! まんべんなく火が通る「GLUTTONフライパン」でジューシーに焼いて、アウトドアパーティにも重宝する色鮮やかなバンブープレートに載せて「いただきます♪」

メキシカンチキン

[材料](作りやすい分量)
鶏もも肉 1枚(350g)
オリーブオイル 小さじ1
レモン 2切れ
<A>
塩 小さじ1 *鶏肉の重量の1.5%が目安
おろしにんにく 小さじ1/2
レモン汁 小さじ1
チリペッパー 小さじ1/4
クミン(粉)小さじ1と1/2
パプリカ(粉) 小さじ1と1/2
<付け合わせ>
玉ねぎ・パプリカ 各1/2個
塩・こしょう 各少々
オリーブオイル 小さじ2
[作り方]
1)鶏もも肉と<A>をポリ袋に入れてもみ込み、1時間ほどおく。
2)付け合わせの玉ねぎとパプリカは1cm幅のくし型切りにする。
3)フライパン(スキレット)を中火で熱して付け合わせ用のオリーブオイルを入れ、玉ねぎ、パプリカを炒める。玉ねぎがしんなりしたら塩・こしょうで味を調えていったん取り出しておく。
4)中火で温めたフライパンにオリーブオイルを入れ、1の皮目を下にして入れる。1分ほど焼いたら弱火にしてさらに5〜6分焼く(出てきた脂はペーパータオルに吸わせて拭きとる)。
5)皮がこんがりと焼けたら裏返し、蓋をして2〜3分焼く。串を刺してみて、抜いた時に澄んだ肉汁が出てきたら焼き上がり。
6)フライパンに3と食べやすく切った5を盛り、レモンを添える。
Point!
ライムがあれば、レモンの代わりに使うとさらに本格的な味に。スパイスをまぶした鶏肉は焦げやすいので、強火でいっきに焼かずに、厚手のフライパン(スキレットが最適)で弱火でじっくり焼きましょう。

旨味のあるチリビーンズとほくほくのスパイシーなポテトは、ビールのおつまみにもぴったり! ステンレス製のフードキャリーに詰めれば、直火にかけられる上に保存もできるのでアウトドアパーティでも活躍しそう。

チリビーンズ

[材料](作りやすい分量)
にんにく ひとかけ
玉ねぎ 1個
香菜(パクチー) 適量
オリーブオイル 大さじ2
牛ひき肉 250g
トマト水煮缶 1缶
<A>
塩 小さじ1/2
チリペッパー 小さじ1/2
クミン(粉) 大さじ1
オレガノ(乾燥) 小さじ1
<B>
キドニービーンズ(水煮) 1缶(※汁気を切る)
塩 小さじ1/2
ウスターソース 大さじ1
粗びき黒こしょう 少々
[作り方]
1)にんにくと玉ねぎはみじん切りに、香菜はざく切りにする。
2)鍋にオリーブオイルとにんにくを入れて弱火で炒める。香りが出てきたら玉ねぎを加えて5分ほど炒め、透き通ってきたらAを入れて焦がさないように炒めて香りを出す。
3)2に牛ひき肉を加えて中火で炒め、ポロポロにほぐれてきたらトマトの水煮を手でつぶしながら加える。
4)中火で10分ほど煮てトマトが馴染んできたらBを加え、焦げないように時々かき混ぜながら蓋をせずに弱火で煮る。
5)トマトの水分が飛んで、ぽってりとしてきたら塩(分量外)で味を調える。器に盛り香菜を散らす。
Point!
ホールトマトをしっかり煮詰めておくと旨みが増します。

メキシカンポテト

[材料](作りやすい分量)
フライドポテト(市販品・冷凍)  400g
揚げ油 適量
<A>
チリペッパー 小さじ1/3
クミンパウダー 小さじ1/2
ガーリックパウダー 小さじ1/3
塩 小さじ1 /3
粗びき黒こしょう 少々
[作り方]
1)180℃に熱した揚げ油に、凍ったままのフライドポテトを2〜3回に分けて入れて、カリッと揚げる。
2)油をしっかりきってからボウルに入れ、<A>をまぶす。
Point!
冷凍フライドポテトの代わりに生のジャガイモからつくってもおいしい。ジャガイモは揚げる前に、切らずに丸ごとのままレンジにかけたり茹でておくのがポイント。くし形切りにして揚げると、中はホクホク、外はカリッと揚がります。

フードコーディネーター/料理家・こてらみや

料理制作からスタイリングまで、食の総合的なコーディネーターとして活躍中。スパイスや香味野菜など香りを活かした料理やお酒に合うおかずに定評がある。趣味はベランダで収穫した果物やハーブを使ってびん詰めを仕込むこと。著書にはベストセラーとなった「魔法のびん詰め」(三笠書房)や、毎日のごはんづくりが楽しくなる「おかずのもと アレンジ自在で毎日おいしい!」(翔泳社)がある。