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連載

Lifestyle with Professionals.


vol.11

ヒーリングの聖地・カリフォルニアのシャスタへ。モデル・芽生さんのスピリチュアルな旅。

“旅の持ち物”でその人の旅のストーリーが分かるのが旅アイテムのおもしろいところ。今回は、サンフランシスコで生まれ育ち、スピリチュアルな自然の癒しを求めて旅を続けるモデルの芽生さんに、〈niko and ...〉の数あるアイテムのなかから、私物と一緒に旅先へ持っていきたいものを選んでもらいました。

  • Photo_Hiroyo Kai
  • Text_Kana Yokota
  • Illust_Kahoko Sodeyama

モデル
芽生
1993年サンフランシスコ生まれ。モデル。両親の故郷である関西に、18歳の頃単身留学。雑誌の仕事は『装苑』『GINZA』『リンネル』『kiitos.』『KINFOLK』など。また雑誌以外に広告の仕事も数多く手がけている。
gunns.jp

心と体が求めているのはいつも、自然がある場所。

生まれ育った大好きなサンフランシスコの街を離れ、日本でモデルの仕事をしている芽生さん。時間があれば自然を求めて旅行に出かけているそう。アメリカ・カリフォルニアの中ではネイティブアメリカンの聖地シャスタがお気に入りの場所。「都会があまり好きではないので、時間があれば一泊でも自然のある場所に旅に出かけています。パワースポット巡りが好きで、日本でも熊野古道を訪ねたこともあります。とても神聖な雰囲気でした。カリフォルニアにはシャスタの他にも聖地と言われる場所がたくさんあるので、いつかパワースポット巡りがしたいですね」

「旅の荷物はいつも最低限を心がけています。私はアクセサリーもつけないし、メイクもしない。シンプルなのが好きなので、普通の女の子よりも荷物が少ないかも。学生の頃はメイクをしてみたこともあるけれど、今はメイクをしている自分に違和感があって、なんだか落ち着かない(笑)。その分、スキンケアや日焼け止めはオーガニックのものを使ってきちんとケアしています。水も毎日3Lは飲むので水筒はマストアイテム。ナップサックは〈ETHOS(エトス)〉というメンズブランドのものですが、最近のお気に入りです。1泊くらいならこれで大丈夫」

バンダナ ¥600+TAX
ステンレスボトル ¥1,800+TAX

「カリフォルニアのブランド〈CHACO(チャコ)〉のサンダルはとても履きやすくて、走れるサンダルとしても有名なんですよ。旅にはこれとスニーカーだけは必ず持って行きます。ハットは〈Cape HEIGHTS(ケープハイツ)〉のもので雨に濡れても大丈夫な素材。サングラスはいちばん好きなアクセサリーです。普段からジュエリーをまったくつけないので、サングラスがもっとたくさん欲しいですね。ファッションアイテムだと、あとはシンプルなTシャツがあればOK!」

「本も必ず旅に持っていくアイテムです。カルロス・カスタネダはアメリカの人類学者なのですが、ネイティブアメリカンのもとで修行した体験記が書かれているんです。シャスタに行った時に道中の本屋さんで買ったのですが、スピリチュアルな魅力にあふれる土地での読書にぴったりでした。詩も好きでよく読みます。最近は極力スマートフォンでSNSを見たりするのではなくて、本を読んだりする時間を増やそうと思っています。意識的にそうしないとずっとスマートフォンを見てしまうから」

「夏の旅行はタオルがマストですね。シャスタに行った時も6月だったのですが、すごく暑かったんです。道中のオーガニック専門のお店で売っているコンブチャを飲みながら移動していました。シャスタには大きいスーパーとかはないのですが、クリスタルを売っているお店がたくさんあったのが印象的でした。カリフォルニアの人はスピリチュアルな人が多くて、必ずみんなお守りのようにクリスタルを持っているんですよね。私もいくつか持っています。かわいいポーチはそういった小物を入れておくのに便利です」

カリフォルニアの聖地マウント・シャスタへ。

両親の思い出の場所、マウント・シャスタ。二年前のアメリカ帰省時に「いつか芽生を連れて行きたかった」という両親に連れられてネイティブアメリカンの聖地・シャスタへ。はじめて見る深く青々とした緑の風景に胸を打たれ、何枚もシャッターを切りました。妖精に会えるという滝の幻想的な光景も忘れられない思い出だそう。

at マイカー

「シャスタは父と母が昔、友人夫婦と一緒に訪れた思い出の場所なんです。『いつか芽生を連れて行ってあげたい』と思っていたらしく、2016年の6月にアメリカに帰省するタイミングで家族で行きました。サンフランシスコの実家から車で5時間くらいかかるのですが、キャンピングテーブルを出して休憩しながらの移動も楽しかった。サイドミラーに映っているのは母です(笑)」

at シャスタ山までの道中

「シャスタまでの道のりはこんな感じで、ずっと自然の中を走るんです。カリフォルニアはどちらかというと乾燥した砂漠のような黄色い山肌の景色なのですが、シャスタは深い緑色の木々が鬱蒼と茂っていて、こういう景色をはじめて見たので感動しました。スピリチュアルな人が多く住んでいることもあって、クリスタルを売っているお店やスピリチュアル関連の本屋さん、オーガニックスーパーがたくさんありました」

at シャスタ山

「雪で覆われたシャスタ山は壮大で、さすがのパワースポット! エネルギーをもらえました。シャスタ山は世界7大聖地のひとつで、なかには富士山も含まれているんですよ。アメリカの先住民が暮らしていた場所で、精霊によって世界ではじめに作られた山とも言われているんです」

at 湖

「シャスタにはたくさん湖があって、泳いでいる人もいました。水着を持っていくのを忘れたので足だけ浸かったのですが、とても気持ちよかった! 日本のような蒸し暑さではないのですが、太陽の光が照りつけて6月なのに真夏のような暑さでした」

at バーニー・フォールズ

「バーニー・フォールズは州立公園の中心にある滝なのですが、カリフォルニアでいちばん美しいと言われているほど有名で、全長40mもあるんです。とてもダイナミックな滝で、マイナスイオンたっぷり。この周りをハイキングできるようになっているのですが、とても気持ちよかった!」

at 『スタンドバイミー』の線路

「ここは映画『スタンドバイミー』のロケ地にもなった場所。少年たちが線路を歩くシーンが有名ですよね。車は通れないので歩いて進みます。ときどき貨物列車が通るので、気をつけながら線路の横の狭い道をひたすら30分くらい歩くと、モスブレーフォールズという滝にたどり着きます」

at モスブレーフォールズ

「モスブレーフォールズはバーニー・フォールズとは対照的で、ひっそりとした幻想的な滝でした。苔むした断崖から白糸のように水が流れ落ちて、ミストに覆われるんです。その美しさは衝撃的でしたね。ここで写真を撮ると妖精が映り込むと言われているのですが、私の写真には映っていないかな(笑)」