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山田智和監督に聞いた、新MOVIE「雨、のち、秋、冬。」について。

全シーズン引き続き、俳優の坂口健太郎さんと女優の忽那汐里さんが出演する、であうにあうMOVIE第2弾「雨、のち、秋、冬」、もうご覧いただけましたか? 前回のMOVIEラストで、であった2人のその後を描いた本作は、水曜日のカンパネラやサカナクションらの人気アーティストの映像作品で知られる映像作家・山田智和さんが監督し、制作を担当。出演する2人の魅力が最大限に引き出された本作について、監督にお話を伺いました。

−であうにあうMOVIE「雨、のち、秋、冬。」のコンセプトを教えてください。

出演する2人が、お互いにとってブランドが掲げる「であうにあう」を象徴する存在になるように描いています。つまり、坂口さんにとって忽那さんが〈niko and ...〉であり、忽那さんにとって坂口さんが〈niko and ...〉ということです。2人がであうこと…〈niko and ...〉にであうことで、生まれる変化や関係を表現しました。

−ウカスカジー提供の楽曲『Anniversary』からインスピレーションを受けたことなどはありますか?

「激しい雨は止み 今日はAnniversary」「もう一人ぼっちじゃない」という歌詞がでてくるんですが、そこからストーリーのヒントをもらいました。他にもストーリーの着想を得た点はたくさんありますね。もともと桜井さんの大ファンなので、桜井さんの声に映像をつけられること自体が嬉しかったです。それが映像にも出ていると思います。

−「雨」はMOVIE冒頭にも登場しますね。

2人の感情を最も美しいイメージでとらえたいと考えたときに、「雨」のシーンを描こうと思いました。日本語はおもしろくて、雨の種類や雨を表現する言葉は相当な数があります。種類や降り方によって呼び方も違う。たくさんの感情を表現したいときに「雨」は、いいフックなのではないかと思い、本編中もほぼ雨が降っています。雨が上がるその時、2人の新しい関係が始まる…そういう風に描いています。

−映像制作をする上で、監督が大切にしていることはありますか?

生きている人たちを撮りたいと常々思っています。出演する方々に決められたことだけをしてもらうのではなく、いかにその人が本来持っているモノと、自分の撮りたいモノが結び付くかを考えています。そしてそれを最大限美しいイメージで捉えたいです。その準備をすることが映像制作をする上で大切だと思っています。

−今回、坂口さん・忽那さんとお仕事されていいかがでしたか?

2人ともとても素敵な方で、演技が上手いことはもちろんなのですが、 真摯にモノづくりに取り組む姿勢がすごく印象に残っています。

撮影中も2人からアイディアがどんどん湧いてきて、スタッフに止められなかったら、ずっと撮影していたと思います(笑)。次回お声がけいただけるなら、2人の会話がある〈niko and ...〉ショートフィルムを撮りたいですね。

映画監督、映像作家・山田智和
クリエイティブチームTokyo Filmを主宰、2015年よりCAVIARに所属。水曜日のカンパネラやサカナクションなどの映像作品から、映画やTVCM、ドラマと多岐にわたって監督・演出を手がける。 シネマティックな演出と現代都市論をモチーフとした映像表現が特色。
http://tomokazuyamada.com