こんにちは。魚住です。
フィリピンに行ってきました。ニコアンドはフィリピンに出店を予定しておりまして、先日事前の現場調査へと行って参りました。
今回はフィリピンのことについてツラツラと。
この日のフライトは深夜便で、個人的には深夜便自体が冒険感があって好きなのですが、なにぶんフィリピンという国が少し怖いイメージがあり、ドキドキ感の中ニノイ・アキノ国際空港に到着。GRABでホテルへ直行。ぼったくられることなくホテルに到着。便利な時代です。
ホテルは、下水の匂いはするものの、シャワーの水圧、トイレの流れ具合も問題なし。お世話になるフィリピンの明け方の空を加工に加工を加えて旅の思い出用に一枚納めさせて頂きまして陽が昇るのを待ちます。
初めての国の街並みは刺激的
初めて行く国って刺激があっていいですよね。同じアジア圏内でもそれぞれに良さがあって、積み重ねられた歴史の上に街の景色が出来上がり見えてくるものに目を引かれます。特に乗り物関係はどこの国でもついつい色や素材やデザイン、文字など見入ってしまいます。
車でオフィスに向かう中、最初に目についたサイドカー付きのバイクは近い距離まで運んでくれるバイタクみたい乗り物らしいのでが、僕にはキカイダーが乗ってたバイクにしか見えなかったです。
niko and ... MANILAと申します。
まだ詳細は公開されてないので詳しくは言えませんが、現地では既に仮囲い広告が貼られているので少しだけ。
フィリピンはマニラにある"モール・オブ・アジア(MOA)"の3階に予定しています。マニラ湾が見渡せるMOAは、アジア最大級の大型商業施設でファッションブランドやレストランなど1000店舗が軒を並べ、レストランエリアから見ることが出来る国際花火大会なるものも期間中毎週土曜日にやっているほどの大きな商業施設です。
内装の素材選定や売場図面の調整など現場でイメージを膨らませながら修正していきます。リモートミーテングや写真だけではわかりにくい部分はやはり現地で。国が変わると日本と同じ素材が用意できないことが多々あるのでその都度調整です。
上の写真は入口ファサード部分でニコアンドのロゴサインが入るベース部分の黒色サンプル3種類から最終選考中の図。地味な写真ですが、遠目から離れて周辺環境や共用部の照度も気にしつつブランドに合う黒を決めているの図です。
両手を上げて壁に張り付いているのは、現在フィリピンに駐在し日々奮闘中のサラちゃんです。以前はニコアンドトーキョーで働いていて、昨年までは中国に駐在していた元気な20代。今回フィリピンのアテンドは全てサラちゃんが紹介してくれました。まだ駐在して間もないというのに、もはや駐在5年目並みの情報量。若者のフットワークの軽さと現地でのコミュニティパワーには頭が下がります。
ジプニーって素敵。
MOAをあとにして、街へ。またしても興味を引く乗りが。フィリピン人の足、"ジプニー"。派手なデザイン、工業的な感じがグッときます。乗ってみたかったのですが、ジプニーはフィリピンの言語のひとつである"タガログ語"が話せないと乗るのが難しく、現地の人が一緒じゃないと旅行者だけじゃ乗れないようです。サラちゃん情報。
終戦後アメリカ軍が置いていったジープを改造して使い始めたのがはじまりで、各オーナーでデザインが違いとても面白いのですが最近はジプニーからでる排気ガス問題で廃止の危機に陥っているようです。政府の計画でいつか電気ジプニーやソーラージプニーに変わっていくかもです。
電車に乗って商業施設へ
出張中は車移動もいいのですが電車移動が好きです。人の様子が見えてきたり、持ち物の共通性が見えてくるので参考になります。そして、やはり駅の工業的な雰囲気や看板やデザインが見ているだけで楽しいです。駅にたくさんの黄色いカゴが積み重ねられていたので何かと思えばパーテーション代わりのカゴでした。こういうラフさっていいですよね。
フィリピンは9月からクリスマス。
フィリピンのクリスマス展開が早いとは前情報として聞いていて、とはいえ、それほどではないだろうと然程気にしていなかったのですが、がっつりクリスマスでした。12月には長期休暇を取る人も多く、11月にはクリスマスプレゼントを配りはじめる人もいたり、その為10月11月に向けて9月中旬くらいから各商業施設もクリスマスの装飾が始まり施設共用部の音楽もクリスマスを感じさせるものに変わるようです。サラちゃん談。
それにしてもこんなにも早くからクリスマス商品を展開されては、出店する側は惑わされて大変です。
最後はBGC。
最後にいわゆるお金持ちエリアを覗いて終了。
BGC(ボニファシオ・グローバル・シティ)というフィリピンでも治安がとてもよく各国の駐在員が多く住んでいるエリア。ペットも首輪につながれて健康的なボディ。ここだけずっと晴れているんじゃないかというくらい綺麗な場所で、前日までの時折トタン屋根のスラム街が見え隠れする街と大違いで、近距離の中に生まれる生活の差にいろいろと考えさせられました。
そんなBGCでお洒落な場所をいくつか案内してもらい、最後は甘いもの。プディングとカップケーキを頂いて終了。
というわけで、今回のブログ終了です。
帰りは空港でお土産でも買って帰ろうかと思ったら、思いのほか売ってなく街中で買っておけば良かったと少し後悔したものの、無事帰国。
最後まで読んで頂きありがとうございます。ではでは~。