niko and ...
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REBIRTH PROJECT

人類がいまのペースで消費を続けると、地球があと2.4個分必要になるといわれています。
限りある資源を守るためのアクションは必要不可欠。

〈REBIRTH PROJECT〉と開発したのは、環境に配慮した 「リカバーTシャツ」。
服を作ったときに出る綿の端切れと、ペットボトルから再生したポリエステル繊維を組み合わせた
100%リサイクル糸を使用して生まれたアイテムです。

“未来の地球のこと”、“これからの消費のこと”を考えるきっかけになればという想いをこめて...。
〈niko and ... × REBIRTH PROJECT〉からご提案です。
人類がいまのペースで消費を続けると、地球があと2.4個分必要になるといわれています。
限りある資源を守るためのアクションは必要不可欠。

〈REBIRTH PROJECT〉と開発したのは、環境に配慮した 「リカバーTシャツ」。
服を作ったときに出る綿の端切れと、ペットボトルから再生したポリエステル繊維を組み合わせた100%リサイクル糸を使用して生まれたアイテムです。

“未来の地球のこと”、“これからの消費のこと”を考えるきっかけになればという想いをこめて...。
〈niko and ... × REBIRTH PROJECT〉からご提案です。

[ 後編 ]

interview with
〈REBIRTH PROJECT〉代表
龜石太夏匡さん

―〈REBIRTH PROJECT〉とは?

今年で10周年を迎える〈REBIRTH PROJECT(リバースプロジェクト)〉は「人類が地球で生き残るためにはどうするべきか」という理念のもと、地域復興のためのプロジェクトや、廃棄されるものを有効活用した商品開発など、さまざまなビジネスモデルの提案を行ってきました。人が生きるために必要な「衣・食・住」という三大要素を軸とし、サスティナブルな活動に取り組んでいます。

「衣・食・住」をイメージしたポスターは、〈REBIRTH PROJECT〉を立ち上げたときに作られたもの。

―〈REBIRTH PROJECT〉設立の経緯は?

〈REBIRTH PROJECT〉を共に立ちあげた伊勢谷友介とは、かれこれ20年以上の付き合い。彼と知り合ったころは20代だったんですが、僕らは映画を作っていて伊勢谷は監督を、僕は脚本兼プロデュースをしていました。映画というコンテンツは“未来へのメッセージ”だと考えていて、それを発信するために制作するものだと僕らは思っています。“未来へのメッセージ”となる脚本のテーマを探せば探すほどいまの社会問題から目を背けることはできない、という事実に行き着いたんです。実際に社会問題は山積みのままでほとんどが解決されずに先送りされています。〈REBIRTH PROJECT〉の理念は、その課題に向き合うために生まれたものなんです。

取材を行った〈REBIRTH PROJECT〉の会議室にある家具は、ほとんどがリサイクルかリユースのアイテム。
打ち合わせテーブルの天板は廃材を使い、スタッフがDIYをして作ったもので、チェアは友人にいただいたものだそう。

―映画作りが、いまの仕事へと繋がったんですね。

映画はお客さまにとってエンターテイメントでしかないので、観たら終わりですよね。作品に描かれているテーマや社会問題を知ってもらうための力はありますが、お客さま自身の活動には繋がりにくいのではないかと思ったんです。映画を作ることは、ひとつの大きなプロジェクト作りと変わりません。多方面のプロフェッショナルが集まってくるし、時間も労力もお金もかかるしと、それはもう大変で(笑)。その映画制作のノウハウや、僕が元々アパレルに勤めていたこと、芸大出身の伊勢谷の視点を生かして、社会問題の解決の糸口になれるようなクリエイティブな会社を立ち上げられたら...。そう思って〈REBIRTH PROJECT〉を立ち上げました。

―立ち上げ当時の反応は?

10年前は「地球にいいことがしたい。」と言ってもなかなか相手に伝わらないことが多かったですね。年々異常気象や災害が増えていって、誰しもが身のまわりの消費について向き合う場が増えたように感じています。この10年、〈REBIRTH PROJECT〉の活動を続けて思うことは、問題解決に近道はなく、1歩1歩の積み重ねだということ。作る側の人が作るものの背景を販売する人に伝え、販売する人がお客さまに伝えて購入し、お客さまが地球にいいものを求めていく。そうやって人の気持ちが繫がることで循環を作り出せることが、この仕事を続けていく上での醍醐味なんです。

―代表的なプロジェクトを教えてください。

いま僕が愛用しているバッグは〈REBIRTH PROJECT〉オリジナル商品の「2wayバックパック」。バッグのメインとなる生地素材に、車のエアバックの廃材を使用しています。日本のリサイクル技術はとても高く、車が廃棄される際、ほとんどのパーツが再利用されているのですが、エアバックとシートベルトだけが捨てられてしまう現状を知って、再利用したいと思ったんです。

―町おこしに繋がる活動もされてますよね。

そうなんです。『愛媛シルクプロジェクト』という呼び名でシルクを再生したプロダクト作りを提案しました。かつて世界一と呼ばれるほど生糸の生産に強かった日本も、養蚕業の衰退により下火になりつつあります。養蚕業を復興するのではなく、新しい産業というかたちで地域復興に繋げたいと思ったんです。代表的なものだとシルクの製糸過程で捨てられてしまう副産物の“きびそ”を再利用してシャンプーや石鹸などに活用して商品化しました。今後も商品を増やして、ゆくゆくは食や医療にも展開していけたらと思っています。企業とのコラボも積極的に行っていけば、このプロジェクトが幅広く認知されて養蚕業の活性化に繋がるかもしれない。そんな期待を込めて活動している大きなプロジェクトです。

龜石さんが手にしているのは『愛媛シルクプロジェクト』の一環としてプロデュースした〈SILMORE(シルモア)〉のスキンケア商品。

―〈niko and ... 〉と取り組んでみていかがでしたか?

いい刺激をもらいましたね。僕はいま〈REBIRTH PROJECT〉のセットアップの下に「リカバーTシャツ」を着用していますが、着心地のいいものに仕上がってよかったです。コラボレーションのよさとは、互いの強みを引き出すことで、もの作りの説得力が増すことや、ゴールを共有できることだと思うんです。幅広い地域・世代にお客さまを持つ〈niko and ... 〉と、サスティナブルなもの作りに関心のある〈REBIRTH PROJECT〉のお客さまが、双方に興味をもっていただけることで、ぐっと可能性が広がったらと。お客さまだけでなく、互いの社内モチベーションに繋がることも大きな一歩です。

  • 無地リカバーTシャツ ¥2,900+TAX

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  • ボーダー柄リカバーTシャツ ¥2,900+TAX

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―「リカバーTシャツ」の気に入っているところは?

〈REBIRTH PROJECT〉が制作した冒頭のイメージムービーでもご紹介しているのですが、裏地に入れたイラストにはぜひ注目していただきたいですね。この1枚のTシャツを作るのに、環境にどう配慮しているのかを記しているんです。100人に1人にでも、このTシャツを手に取った人が意図を知って、道徳心にいい影響を与えてくれたら...。もちろん適度な行動に移すことが大事です。僕だって暑い日はエアコンをつけるし、急いでいるときはタクシーに乗りますし、コンビニでコーヒーだって買います。地球にいいことを意識しすぎると、身動きが取れなくなってしまいますからね(笑)。

―服を買うときの選択するひとつの理由になりますね。

自分がお金を使うこと、消費することで地球にいいことをしている、というイメージを持っていただけたらうれしいですね。僕が10年前にアパレルで働いていたころは、ただ見た目の格好よさだけに意識を向けていた時代でした。年間で服がどのくらい捨てられているのか、いま着ている服はどうやってできているのか、コットンとオーガニックコットンの違いはなんだろうか、ということを全く気にしていませんでした。そういった背景を意識できるようになったのは、インターネットで簡単に情報を得ることができるようになった現代だからこそですよね。お客さまには、ものが生まれるまでの背景を知ってほしいんです。そして、事実を知った上で消費行動に移すかはみなさんの自由なんです。

―消費すること自体は環境に影響はないのでしょうか?

当たり前だと言われるかもしれませんが、地球の資源は無限ではなく有限です。水も、空気も、土地も、エネルギーも、食べものも、命も。この地球上にあるものすべてには限りがあるんです。人口の増加に比例して地球資源が減っているのは事実です。ここ最近では、ゲリラ豪雨や爆弾低気圧、気温の寒暖差などの気象異常も肌で感じられるようになってきました。あと数十年で人口が100億人に到達する時代に、いままでと同じように生活できるかは誰にもわからない。でも数十年後、世界を背負っていくいまの子どもたちのために、僕たち大人はもっと考えるべきなのではと思うんです。

―地球環境について真剣に向き合う企業や人がぐっと増えてきましたよね。

年々、サスティナブルに関心をもつ企業が増えていますが、そもそも日本人には地球環境を大切にしたいと思うマインドを持っていたのでは、と僕は思います。たとえば、1本の大木や滝などの自然のなかに神が宿っている。という教えが、日本人の持つ心の根底にありますよね。自然の厳しさと尊さが日本人の心に息づいている。そこにインドから仏教が入ってきて、仏のやさしさや慈悲の心も加わっている。この日本人独特の感覚は、環境に向き合う上でとても大切なことだと思っています。言葉にするとなんだかふわっとしていて、説明しにくいのですが...。心願したいときに神社に駆け込むのも似た心理かなと思っています。

―2020年に向けてどんな目標を掲げられていますか?

世界に挑戦していきたいですね。特に消費に対して勢いのあるASEAN(東南アジア諸国連合)に影響をもたらせたら、世界が変わるのではと思っています。今年、〈niko and ... 〉も上海に初の店舗をオープンされると伺いました。第2弾を作るときは、海外展開もできたら嬉しいですね。個人的な施策にはなりますが、脚本の仕事もできたら...と思っています!

PROFILE


龜石太夏匡さん

〈REBIRTH PROJECT〉代表取締役。映画作品『カクト・ぼくのおばあちゃん・セイジ陸の魚』の脚本家・映画プロデューサーを行う。お酒と甘いものが好き。ストレス解消はジョギングとジム通い。仕事終わりに事務所の下の「PRBAR」でよく飲んでいて、個人的な論を夜な夜な繰り広げている。


株式会社リバースプロジェクト

REBIRTH PROJECT Official Website

「人類が地球に生き残るためにはどうするべきか?」という命題のもと、 私たち人間がこれまでもたらした環境や社会への影響を見つめ直し、未来における生活を新たなビジネスモデルと共に創造していくために活動。2009 年に代表・伊勢谷友介と龜石太夏匡のもとに、さまざまな才能を持ったアーティスト・クリエーター・プロデューサーが集結し設立。衣、食、住をはじめとし、教育・芸術・支援といった分野での課題をクリエイティブな視点から解決しています。